エシュバッハ再登場
現在ドイツSFシーンにおいて、まずまちがいなく第一人者であるアンドレアス・エシュバッハ。
d-infoで随時紹介しているクルト・ラスヴィッツ賞にも、すでに常連。ゲスト執筆したPRS1935話『沈黙の歌』は、HJB出版が実施したオールタイム・ベスト投票において、2000話を除けば1001話以降で唯一19位に食いこんでいる。人気の一端が知れよう。
日本ではまだ『イエスのビデオ』一作が紹介されたのみだし、翻訳腐ってたからなー。評価のほどはいかがなもんでしょ >読んだかた
#まだ有人宇宙ステーション〈日本〉の出てくる『太陽発電ステーション』を訳出した方が売れるのでわ……。
以前から、再度のゲスト執筆依頼はおこなわれていたようだが、このほどついに正式に発表された。2295話、タイトルは『帰還』である。
星海サイクルのクライマックス近く、エシュバッハがどんな物語を紡ぐのか、いまから楽しみだ。
#モルゲンシュテルンは出てくるかなー。むりだろなー。
なお、このニュースを報じた公式サイトのログブーフでは、テラノヴァ・サイクル序盤において、ひきつづき〈ハイパー繭〉が役割を演じることが告知されている。星海はぜんぶ墜ちたんとちがうんですか……。
■公式Logbuch: Zwischen Terra und der Unendlichkeit (リンク切れ)
6/5追加訂正:
上記にて「『イエスのビデオ』一作」と書きましたが、実はジュブナイルの『パーフェクト・コピー』(ポプラ社)が昨年末に訳出、ホラー系アンソロジー『ハロウィン』から表題作が独和リーダー副読本(白水社)として今年初頭に刊行されていることがわかりました。謹んで訂正するとともに、情報ご提供いただいた上山なつき氏に感謝いたします。
6/13訂正:
×白泉社 ○白水社
6/27訂正:
『ハロウィン』は翻訳本ではありませんでしたー。
ディスカッション
コメント一覧
白泉社だとガラスの仮面とかぼくの地球をまもってとかですね!白水社みたいっす。^o^
ベルセルクも白泉社っすね(^_^; ご指摘多謝~。