子育てとローダン

作家情報

公式サイトのニュースで、ローダンの作り手2名の本格復帰が報じられた……と言っても、日本のファンにはまだまだ馴染みが薄いかもしれない。しかし、両名とも、シリーズ制作には欠かせない人材である。

まずは、ローダン編集部では失礼ながら古株になろう、ザビーネ・クロップ女史。旧姓ブレッツィンガーさんで、シリーズの登場人物ブレ・ツィンガのモデルにもなったお人。出産・育児休暇約2年を経て、本格的にシリーズの現場復帰の運びとなった。
もっとも、育児休暇中にもかかわらず、ATLANの新ヘフト・シリーズは同女史が実質総責任者だったように、ヴァイタリティーあふれる女性である。今後の活躍は、まちがいないところ。

もうひとりは、作家兼編集者のフランク・ボルシュ。昨夏、ご長男が誕生したことはここでも既報のとおり。やはりなりたてパパはいろいろ大変だったらしく、2253話以来、執筆がとだえていた。半年経って多少落ちついたのか、公式サイトでの「復活宣言」とあいなった。
前回の記事でも書いたとおり、わりと期待の作家さんである。睡眠時間が減って大変なのはわからないでもないが、これからもがんばってもらいたい。

■公式Logbuch: Ich steige wieder ein! (リンク切れ)
■公式Logbuch: Entscheidungen (リンク切れ)

Posted by psytoh