ドイツ・ファンタスティーク大賞2009受賞作発表

ドイツSF

10月17日、ラインラント=プファルツ州シュプレントリンゲンで開催された、ブーフメッセ・コン2009において、ドイツ・ファンタスティーク大賞の発表および授与式がおこなわれた。
主立った受賞作は、以下のとおり。
《ノミネート作品等はこちらの記事を参照のこと》

■ドイツ語圏小説部門 Bester deutschsprachiger Roman:
Markus Heitz / Das Schicksal der Zwerge / 侏儒の運命

■ドイツ語圏新人部門 Bester deutschsprachiger Roman:
Ju Honisch / Das Obsidianherz / 黒曜石の心臓

■ドイツ語圏短編部門 Beste deutschsprachige Kurzgeschichte:
Christian Endres / Feuerteufel / 炎の悪魔(『ディスターバニア』収録)

■海外小説部門 Bester internationaler Roman:
Patrick Rothfuss / Der Name des Windes / The Name of the Wind / 風の名前

■アンソロジー部門 Beste Original-Anthologie/Kurzgeschichten-Sammlung:
Christoph Marzi / Nimmermehr / もう二度と

■シリーズ部門 Beste Serie:
Perry Rhodan / ペリー・ローダン

アンソロジーについては、ノミネート関係のトラブルがあった『もう二度と』の受賞である。……まあ、それだけ得票が集まってたら、いまさらひっこみがつかなかったのもわかるというものだ。
なお、その他部門や、受賞作の詳細については、そのうち、いつか、例のでぃんふぉあたりで(笑)

■公式サイト:Deutscher Phantastik Preis
■関連サイト:Phantastik-news

Posted by psytoh