ドイツSF大賞2011受賞作決定
9月7日付SFCD(ドイツSFクラブ)のサイトで、ドイツSF大賞2011の受賞作が発表された。
表彰式は10月15日、SFCDの年次大会ブーフメッセコンにて開催される。
今年はサボりまくりで、ノミネート作も掲載していないので、一気に載せてしまおう。
■長編部門 Kategorie »Bester deutschsprachiger Roman«
1. Uwe Post / Walpar Tonnraffir und der Zeigefinger Gottes
/ ヴァルパー・トンラッフィルと神の人差し指
2. Andreas Brandhorst / Kinder der Ewigkeit / 永遠の子どもたち
3. Andreas Eschbach / BlackOut / ブラック☆アウト
3. Dirk van den Boom / Die Ankunft / 到着 [《皇帝の兵団》第1巻]
5. Erasmus Herold / Krontenianer – Rendezvous am Bogen
/ クロンテニアナー~〈穹〉とのランデブー
6. Wilko Müller jr. / Das Haus & Mission Nirvana / 『館』と『涅槃計画』[2作総体として]
7. Thor Kunkel / Schaumschwester / 泡の姉妹
……いや、二冠とるとは予想してなかったわーw >宇宙探偵
まあ残念ながら、ファンタスティーク大賞にはノミネートされなかったので、三冠ははじめから無理ではあるが。
■短編部門 Kategorie »Beste deutschsprachige Kurzgeschichte«
1. Wolfgang Jeschke / Orte der Erinnerung / 思い出の場所
2. Heidrun Jänchen / Kamele, Kuckucksuhren und Bienen / 駱駝と鳩時計と蜜蜂
3. Nadine Boos / Finja-Danielas Totenwache / フィーニャ=ダニエラの通夜
4. Markolf Hoffmann / Triptychon / トリプティコン
4. Armin Rößler / Entscheidung schwarz / 黒い決断
4. Karla Schmidt / Erloösungsdeadline / 救済のデッドライン
7. Galax Acheronian / Familienbande / 家族の絆
8. Florian Heller / Der Folterknecht / 拷問吏
9. Pepe Metropolis / Hinterland / ヒンターランド
10. Kai Riedemann / Ich töte dich nach meinem Tod / 死んだら殺してやる!
11. Jakob Schmidt / Auslese / 淘汰
12. Tobias Bachmann / Die letzte Telefonzelle / 最後の電話ボックス
……萌え電話ボックスは最下位かぁ(笑)
これと、「トリプティコン」「デッドライン」「ヒンターランド」の計4作がノミネートされたアンソロジー『ヒンターランド』は、デヴィッド・ボウイにインスパイアされた、という文言に釣られて買ってしまったので、そのうち紹介したい。
あとは、前述のファンタスティーク大賞も、本選が終了したばかり。こちらの発表は10月になるらしいので、おいおいノミネート作の紹介を考えよう……。まあ、丸投げでディンフォに掲載はしてもらってるけどー(を
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません