310巻『時間遠征』あれこれ
ハヤカワ版4月の新刊『時間遠征』が刊行された。前半「タイムマシン狩り」が著者マール、訳者五十嵐洋氏。後半「時間遠征」は著者ヴルチェク、訳者が……なんと5名の共訳である。月刊化、はたして手が足りるのか疑問だったのだが、こんな大技が待っていようとわっ。
内容は、PAD末期状態の銀河系を救うにはタイムパラドックスしかないっ! というものすごい結論に達したコル・ミモ、シェーデレーアらが、ヤミで建造されていたゼロ時間デフォルメーターを強奪し、すべてを「なかったこと」にすべく過去へむかうというもの。このあたり、草案誰が考えてるんだよーという気が。
きわめつけは、「タマぁ殺(と)るなら、チャカなんぞ使わんで自分の手ぇでやらんかいっ!」――というオチ。すごいぞ。
さて、長かったPAD編もいよいよ次号完結。〈脳オデッセイ〉編の開幕である。そして、君子は豹変する(謎)
以下余談:わたしのPNは玲「司」ですー >五十嵐さん
#もっとも、rlmdi.の刊行物の多くが、マガンの陰謀(誤植ともゆー)で「玲二」になっているので、いたしかたなかったりするのだった(笑)
ディスカッション
コメント一覧
どもー。620話は5人、で619話は3人?と私は解釈したんですがあのあとがき、619話は五十嵐さん単独なんですかねえ、って五十嵐さんとこに書くべき?^o^;こちらの翻訳者リストページではとりあえず「チームいがらし」2話ぶん、としといてますが‥。
「共同訳」と明記されてるのが620話だけなので~。しかし、あとがきで「3人」と書いているのに「実は5人」つーのは、不安……。