312巻『ノパロールの地下霊廟』
ハヤカワ版6月の新刊『ノパロールの地下霊廟』を昨日読了。著者は前半「脳マーケット」がフォルツ、後半「ノパロールの地下霊廟」がダールトン。訳者は天沼春樹氏。
〈反それ〉の工作によって盗まれたローダンの脳は、時空をこえてナウパウム銀河、惑星ヤアンツァルへ移送される。そこはPGT技術によって脳髄移植があたりまえにおこなわれる社会。しかし、出所不明の違法脳〈サイナック〉として、ローダン脳は存在自体が注目のまと。従者種族ボルディンの肉体に脳移植されたローダンは、銀河系への帰還の手段を捜しもとめるが……。
前半と後半で、赤いアナトムのキャラクターがえらくちがう。ドインシュトの単なる誤解なのか、実物が登場したら、義理堅くていいヤツじゃん。そんなんで裏社会をわたっていけるのか?(笑)
あと、カタコンベは、すなおに「地下墓地」でいいんじゃないかなあ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません