NEO書籍版打ち切りに
昨年の7月に勤務先が変わり、時間的余裕がまるでなくなって1年余。まあ、すでに“跡地”なんで、いつ更新止まっても問題ないんだけど。
ま、言い訳めいたことはさておいて。こちらは刊行止まっちゃったお話。
ローダンNEOの合本書籍版、プラチナ・エディションが、今月刊行の18巻『戦争惑星強襲(Sturm auf die Kriegswelt)』をもって終了とのこと。
第7シュタッフェル〈エペトラン〉まで全巻収録……だが、以前ちょろっと書いたとおり、このアルコン潜入編は73話『天上界』まで続くので、合本版で追いかけていた人はちょっとフラストレーションたまるかも?
ただ、まあ、これをもってNEOは売れてない、と言うのは、また違うと思われる。
以前書いたとおり、旧ローダン・ヘフト(最近は“クラシックなシリーズ”という書き方をよく見かける)とNEOは、中心となる読者層が異なる。より年代が若いNEO読者は、電子書籍でポチッとなしてるヒトが多いのではなかろうか。
後は……この続き、28巻かけての占領されたテラを奪回するストーリーは、おそらくNEO中で最も悪評が高かった部分である。草案担当のボルシュにしてみれば、アメリカSF的な方向性をめざしたのかもしれないが、それってやっぱりアメリカじゃないと売れませんにょ(=_=;
そのへん勘案しての、今回の決断なのだろうと邪推する。
旧シリーズの銀本の方は、毎回ベストセラーリストに載っかってるみたいだしねえ。
以下、余談:
ローダンの××-Editionにはいくつか種類があるが、意外とわかりづらい。
・Platin-Edition:ローダンNEOの合本
・Gold-Edition:HJB社から刊行された、一部人気ヘフトの特装版
・Silber-Edition:Eins A Medien社から刊行されている、朗読CD
特に最後のものは、ヘフト合本版である銀本(Silberbände)と紛らわしい。これ以外に、青本(Blaubände)も2種類あるしな……
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