3000話続報:また時間移動?

ニュース, ローダン

前回の記事を書いた後マガンと電話した際、「マルチン博士が編集長の頃って、次サイクルが近くなると、序盤のさわりとか、こーんな謎が出てくるよんって告知がされてたんだけど、フリック時代、それも現在の草案チームになってからはほとんどないのよね……」みたいなことを言って笑われたのだが。えらくタイムリーに、こんな記事が公式にアップされた。

サスペンスの要素』 ヴィム・ファンデマーン

なんでも、公式のフォーラムで、近づく3000話についての“情報統制”がされてるんじゃないの? という質問が出たとか。
#原語は情報政策(Informationspolitik)。

かいつまんで云うと:

作家チームは情報統制なんかしないよ。それは編集部とマーケティング部門の役割だからね。
個人的には、情報があればいいってもんじゃないと思ってる。我々が書いているのは、007シリーズの映画やアガサ・クリスティーの作品みたいなサスペンス小説で、サスペンスのコツは、なるべく事前にバラさないことだしね。

以下、息子とサッカー観戦に行く途中で小耳にはさんだ「試合の結果がわかってたら、スタジアムに行かないよな」とゆーサポーターたちの発言に、息子ともども頷いたとか、『伝えたいことは小説の中で語る』とか、そーゆーことを書いているわけ。
スポーツと一緒にすんなや、と、それこそ個人的には思うのだが。

なんというか、映画だってロードショー前にはせっせと予告編を流したりするわけだ。期待を抱かせるのもサービスの一環だし、売り上げにも貢献するようプロデュースするのは……まあ、確かにマーケティング部門のお仕事だけどね(笑)
ともあれ、そのへんの“情報統制”の中、ようやく漏れてきたのが、Amazonでの告知文である。以下、タイトル下のアバンから:

遙かな未来――そこで地球は、もはや神話にすぎない……
時空を抜ける危険な旅路から、ペリー・ローダンは銀河系へと帰り着いた。どれほどの時が過ぎ去ったのかわからない。何が変わったのか、予想だにできない。
だが、すぐに彼は知る:銀河では〈カイラの時代〉がはじまっており――彼はこの時代、最悪の“敵”とみなされていた。ペリー・ローダンと仲間たちに対する、凄惨な狩りが開始される……。

うん。前回書いた、500話のノリ+ハイネ版オデッセイだね!w
また時間線がどうこうという話になるのか、いかに“元の時代”へ戻るかを探すストーリーになるのかわからないけど……懲りずに時間ネタぶちこんでくるファンデマーン先生、すごいなあ(爆)


■公式News:EIN ELEMENT DER SPANNUNG

Posted by psytoh