ミニシリーズ:ローダン・ターミナス
4月21日から刊行予定のミニシリーズ〈ペリー・ローダン=ターミナス〉。
相変わらず内容については未詳であるが、現在までに判明しているところを列挙してみる。
草案をウーヴェ・アントンが担当する全12話。表紙絵は現在の看板イラストレーター、ディルク・シュルツによる。
時は新銀河暦1523年。
太陽系外縁カイパーベルトの小惑星で発見された、浮遊し回転する9体のオベリスク。“影を落とさない”オベリスクというと、やはりサイノ人関連だろうか……。
謎に包まれたオベリスクだが、ペリー・ローダンは記憶をたどり、1500年前に銀河系じゅうで騒動をまきおこしたある存在を想起する。その存在とは、〈ターミナス〉――。
で、ここで問題である。紹介文では上記のとおり「1500年前」と書いてあるが、同様に「旧暦35世紀」とも明記されている。西暦3400年代ならまさに〈大群〉襲来の時代なのだが、新銀河暦元年前後だと、ひょっとしたらガルベッシュ軍団がらみかも? と、一瞬思ったのだが、「反テラ連合」とか「秘密帝国」なんて単語もあるから、1600年前が正しいみたい。
とりあえず、「現在」と「過去」がからみあうストーリーとなるようだ。惑星ターミナス、なんて表現もあるので、秘密帝国の拠点世界とかそーゆーのになるのかなあ。
怪しい財団が百科事典とか刷ってなきゃいいんだけど(ぁ
先行して開始されるヘフト版の新サイクルが〈ジェネシス〉――創生、はじまり、誕生、根源である一方で、〈ターミナス〉が末端、終末、ゴール、境界と、対になる名称っぽくて話題を呼んだが、うん、やっぱそれほど関係はしてなさそうかな(笑)
ソル系の「終端」であるカイパーベルトでの発見とか、かけてそうなところはあるが。
2900話「宇宙遺産」冒頭で、水星に向かう途上のローダンが、彫像がたくさんとゆーレムール遺跡の話から、「ターミナス事件のときみたいな目に遭わないといいわねえ」と孫娘につっこまれるシーンなどあるが……さて、よりタチが悪いのは、どっちだろうかw
現在判明しているタイトル等:
1. Uwe Anton / Zeitspringer / 時間スプリンガー
2. Dennis Mathiak / Flucht durch Terrania / テラニアの逃走劇
3. Roman Schleifer / Konfrontation auf Mimas / ミマスでの対決
4. Susan Schwartz / (未詳)
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