宇宙英雄ローダン2025
本年のシリーズのスケジュールを簡単に見てみたい。
昨年3300話をもって開幕したサイクル〈フェニックス〉は50話サイクルなので、当然3350話(10月31日発売)から後続サイクルがはじまる。知らんのか(笑)
レウン種族の星尖艦隊に追われつつアゴライをめざすローダンの《フェニックス》、シュレルの《エルダ=ロン》に密航する形となったグッキーとシクさん。過去なにがあってブルはシュレルの憎悪を買ったのか。現在スターキューブはどうなっているのか。そしてブルは。
一方ソル系では“滅亡の証人たち”……コンジットとなったリオスらが“燃える虚無”の謎に挑むが。無が惑星を飲み尽くしたウィコンダー母星と同様の運命をくつがえすことがはたしてできるのか。
現在シーズン〈パラゴン〉が進行中のNEOは2月14日発売の350巻から新シーズン〈インプリント〉が開幕する。
シマイオスの結果、星々は分断され、銀河中枢部に暗黒の力〈パラゴン〉がうずまく数百年の未来。何者かによりステイシス保存されてこの時代へ到達したローダンらは、苦闘のすえ人類の避難所たる惑星ゲーアにいたり、レジナルド・ブル指導のもとガルベシュの怨念に曝された人々と合流する。
Amazonの350巻予告を見ると、なんとかなるらしい(笑)
西暦2461年、過去の恐怖をのりこえ、人類と銀河系文明はひといきついていた。再建が進む中、あらわれたのがハマメシュ種族の宇宙商館である。銀河系各地で、高価な商品を捨て値同然でばらまくハマメシュの目的は何か。ただほど高いものはない、絶対裏に何かあると主張したローダンらは故郷を追放されてしまう――おいおいwww
3月14日から全12話で刊行されるミニシリーズ〈カルタン人〉。
公式の発表はまだだが、こちらもAmazonの予告から:
おそらく3300話へいたる戦後復旧の平和な時代……何世紀も音沙汰のなかった友が、地球を訪れ、援助を訴えた。それは細胞活性装置所持者ダオ=リン=ヘイ! おのが種族とともに平和な国家を築き上げたというカルタン人を未知の勢力が脅かしているという。サン計画たらゆー相互扶助プロジェクトを立案したレムール同盟コミッショナー様であるローダンが立ちあがらないわけがない。だが、未知の力は、すでに地球でも蠢動をはじめていたのだ……。
にゃーん星人ファンの皆様、事件ですよー!(笑)
本国ドイツでの書籍版(ヘフトの再編集版、通称銀本)は例年通り4冊を予定。
169. イマーゴ (3月)
170. ストレンジネス狂詩曲 (5月)
171. 目標星アンクラム (9月)
172. タルカンへの急使 (11月)
ヘフト換算30話前後なので、ハヤカワ版が追い越したなあとは思ったけど、タイトル見ると実感するね。
そして本邦のハヤカワ版であるが、一部で危惧されているような事態にならなければ、12月上旬に750巻『不死を呼ぶ声(仮)』が刊行されるはずである。
現在サイクルジン『銀河系に還る』でいう第V部2章「不死を狩る者」が進行中。まもなく合流するアノリーたちによる「キミのお母さん(にあたる種族)は泣いているぞー!」作戦が発動、同時にダオ・リンのもたらしたモトの真珠に眠るローダンに宛てたメッセージから、エラートがキトマさん経由で何者かから与えられた使命が明らかになる。勃興期のカラポン帝国でエラートやテスタレが捜していた人物とは。そして当地で暗躍していた謎のテラナーとは。
同胞の足跡をたどり惑星ビッグ・プラネット、ついでアンドロメダへと流離うイホ・トロトが遭遇した情報提供者は、どっこい生きてたあの人物(笑) そしてハルト人が進行していた壮大な故郷帰還計画。とうとつに出現した“協力者”は告げる。
「われらの目的は、諸君のそれと親和するのだ……」
涙に暮れる母に心折れた(笑)一部のカンタロから得た情報に基づいて、ローダンは太古ブラック・スターロードを建造した〈始祖〉たちのめざした地にいたる――その名をアマゴルタ。そして重大な秘密が露見したことを悟った“ロードの支配者”によってヴィッダー殲滅命令が下される!
銀河障壁を破壊する、最後の手立てを得る工作が進む中、“外”にはハルト人とポスビの大艦隊が到来。銀河系が沸騰するさなか、ひとりのテラナーが荒れはてた故郷の大地を踏む。彼の名はペリー・ローダン……。
カンタロ・サイクルはその成り立ちの経緯やわりと悲惨な人死にから当時いろいろと批判もされたが、現在では〈島の王〉に並ぶ良サイクルとの評価を受けている。怒濤の結末をお楽しみにー!
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