ローダン・シリーズ45周年

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今年は戌年……とは関係なく、PRSがスタートしてから45年になる(9月)。公式サイトLogbuchによると、いろいろと計画が進んでいるようす。

まず、3月のライプツィヒ書籍見本市に於いて、PRSのファクトブック”AllMächtiger! – Faszination PERRY RHODAN”が刊行される。著者は元VPMのマーケティング担当だったエックハルト・シュヴェットマン。出版社はHannibal社。3000点を超える図版・写真を用いて、シリーズとその作り手たちを多面的にとらえる。大判ハードカヴァーで384p、予価49.90ユーロ。
確かこの本、昨年の11月あたりに発売予定だったはず。どおりでAmazonからいつまで経っても届かないわけである(笑)

6月には、すでに一部で既報だが、ペーパーバック版『ペリー・ローダン:レムリア』がアメリカで刊行開始。VPMと関係の深いファンプロ社の姉妹会社から出版される。シャドウラン・シリーズとか、ラスヴィッツ賞がらみでd-infoで紹介したことがあるようなないような……。そういう会社である。

8月から発売予定なのが、新しいCDドラマ(Lübbe Audio社)。全6枚のようだが、あるいは相互に独立した作品になるのかもしれない。現在わかっているのは、扱われる題材がシリーズ2200話台のスターオーシャン・サイクルであるということと、ライターがフランク・ベーメルトなこと。
6枚じゃサイクルまるごとはとうてい無理なので、ひょっとしたら複数枚のCDドラマが6本、なのかもしれない。詳報を期待しよう……っても、聞き取れないのだが。ドラマCD。

10月には、新しいコンピューター・ゲームの発売も予定されている(開発:Braingame社)。原案:ロベルト・フェルトホフ、グラフィック監修;ディルク・シュルツらしい。携帯ゲームが話題を呼んだのも、気がつけばもう一昨年の話である。無限架橋を題材にしたインタラクティヴ・ソフトは言うにおよばず。今回はオーソドックスなアドヴェンチャー・ゲームのようだが、どんな感じになるのだろうか。詳報のプレゼンは、8月にライプツィヒで開催されるゲーム・コンヴェンションで行われるそうだ。
……日本語版Windowsで動くといいなあ。

その他、ATLANヘフトの次のサイクルが〈フレイムダスト(Flammenstaub)〉に決まったとか(3月スタート)、パン=タウ=ラの次のペーパーバック・シリーズも決定しているなど、予定はてんこもりである。
期待と不安がこもごも入りまじった感じだが、今年もローダンを追いかけていくタネだけは困らないようだ。

■公式Logbuch: 2006 wird ein Aktionsjahr zum Geburtstag (リンク切れ)
■公式News: Gigantisches Sachbuch zu PERRY RHODAN (リンク切れ)
■Hannibal社: AllMächtiger! – Faszination PERRY RHODAN (リンク切れ)

Posted by psytoh