新作家:C. モンティロン

作家情報

2346話「チュンドルの道」及び2347話「灼熱の軍団」から、ローダン・チームに新作家が登場する。

クリスチャン・モンティロン(Christian Montillon):

本名、クリストフ・ディッテルト(Christoph Dittert)。1974年6月22日、ロッケンハウゼンに生まれる。語学を専攻し、賛美歌に関する考察で博士号を取得。2000年からZaubermond社で校閲を担当。
このころ結婚、現在では二児のパパ。

2004年、デーモンキラー外伝シリーズ『ココ・ザミス』にて作家デビューを果たす。『ザモラ教授』や『マッドラックス』等、バスタイのヘフト・シリーズ複数にて執筆した後、大法官サイクル7話『大公の激怒』からATLANシリーズに参加。
ATLANヘフトの完結のゆえか、ともあれ、新アトラン・チームからはミハエル・ターナーに続いて2人目のローダン作家。しかも70年代生まれというのは、ローダン作家チームでは初めてである。

ローダン読者歴は1990年以来。最初に読んだのが928話『アンドロイドのための独奏曲』(ヴルチェク)だったというから、第3版から読みはじめたということになる。
現在もヴルチェクが一番お気に入りのローダン作家というモンティロン。デーモンキラーでデビューというのも、なにやら因縁めいたものがある。

遺憾ながらまだ、かれの作品を読んだことがないので、作風などは未詳。上記シリーズの他、『ジェリー・コットン』や『シャーテンライヒ』、最近ではバスタイで中絶したファンタジー『トーン』をZabermondで執筆しているなど、ヘフト作家にはよくあることだが、多芸な人ではあるようだ。
ATLANで同僚だったターナーの本編デビューはまずまずの成功……というか、rlmdi.では、“踊るモトクローン”というネタで絶大な支持を集めたわけだが(笑) 初執筆から前後編というお膳立てをどう活かすか、期待したい。

■公式Info: Christian Montillon

Posted by psytoh