362巻『反逆者の秘密会議』読了
ハヤカワ版362巻『反逆者の秘密会議』を読了……したのは一週間以上前だなあ(笑) あいかわらず放置っぷりが際だっているのは\\(^^; ^^)//置いといて。
著者は、前半「サイボーグの植民地」がダールトン、後半「反逆者の秘密会議」がマール。訳者は赤坂桃子さん。ん、フリューゲルはローダン撤退したはずだが、独立されましたかな?
今回は前後半ともジュリアン・ティフラーが大活躍(ややホント)。
前半は、おもむろにマルチ・サイボーグの植民計画の査察に赴いたティフラーが、ムサイたちの思わぬ(笑)反抗のせいで、宇宙生物学者エレナさんと未開惑星でのアバンチュもといアドベンチャーを体験する羽目に。っていうか、ムサイだめだめじゃん! しょっぱなから任務放棄同然なのはともかく(いいのか?)、肝心の環境適応能力でジジイもといティフラーに完全に後れをとっているのはどーしたものか。
なんだかあまりにストレートに人間様の勝利なんで、ややげんなり。これなら、はじめからプログラミングしたロボット部隊に開拓させた方がはるかに効率的だよなー。
後半は、アコン植民種族に変装したティフラーがアコン統治評議会の大閣下ジャジャンヌさんとアヴァンチュもとい対面をするところからはじまって、対公会議のため、銀河種族の大同団結をめざす会議開催までが物語られる。主たる展開は、第一ヘトラン、マイルパンサーによって送り込まれたスパイたちと、会議開催地を秘匿するアトランたちのバカし合い……というか、超重族の負けっぷしがいい!(ホントか?) そしてストーリーは次巻『ギャラクティカーの同盟』へと続く――
なんだか、マイルパンサーがすっかり小物と化していて萎える。レティクロンとの決闘がかれの人生の頂点だったのか?! とツッコミを入れたくなること受け合いである。まあ、そーゆーやつの方があやつりやすくていい……はずだが、ホトレノル=タアクもいまひとつ食傷気味なところがまたw こいつ、最期どうなるんだっけなあ。
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