M. M. ターナー、草案チームに
ミハエル・マルクス・ターナーが共同草案作家に!
……とはいっても、ローダンではない(おい
現在Zaubermond社から単行本形式で刊行が継続しているDORIAN HUNTERこと、ホラー・ヘフト・シリーズの代表格、旧デーモンキラーの、である。
デーモンキラーも、そのうち改めて紹介したいと思ってはいるのだが、何分このシリーズ、出版履歴がかなり複雑なので、後回し後回しになってしまっている。
元々ヘフト・シリーズの草案はエルンスト・ヴルチェクが担当していたようだが、再版時には131話以降のストーリーが異なっている。90年代にZaubermond社で新作の刊行が開始された時点では、Dario Vandis名義で社主Dennis Ehrhardtがプロットを書いていたらしい(Edition DK)。
で、今世紀になって、シリーズ名を主人公ドリアン・ハンターの名前に改めた後で、旧作と新作(neue Abenteuer)が別ナンバリングで単行本化され、さらに上記初版とEdition DKもないまぜにし通しナンバーをふった形式で再刊されるようになって現在にいたる。
担当作家も、合本だったり、単一作家だったり、2~3名の複数作家だったりして、リスト作りが非常にめんどk……困難なのは、Wikipediaの該当ページを参照していただけばご理解いただけよう。
で、現在の草案作家Andrea Bottlinger(筆名:Susanne Wilhelm)がいつからこの大役をこなしていたのかは、正直よくわからない。作家としては、2010年刊行の63巻(通し№)からである。
ともあれ、長らく単独で草案作家を続けてきた彼女が、来年には通算100巻(通し№)を迎えるこの時期に、さすがに手が足りなくて支援が必要になった、とZaubermond社のブログで報じている。まあ、ドリアン・ハンターの単行本が年4冊。さらにスピンオフの〈ザミス家〉の単行本が年4冊。ローダンの草案作家並みにきつそうではある。
そして、これを快諾したターナーであるが……。
先頃、急に担当することになった3026話が〆切に間に合わなくなりそうで、別の作家の支援を求めた経緯が、ローダン公式のNewsで話題にのぼったばかりである。大丈夫か(笑)
■Zaubermond:Michael Marcus Thurner – Der Neue im Expoteam
■Wikipedia:Dämonenkiller
■公式News:WENN SICH EIN AUTOR UNTERSTÜTZEN LÄSST – TEIL 1
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