2999話読了
……したけど。結局ジェネシスって何だったの?
いや、カイ・ヒルトの前後編、おもしろかったけどさ。特に前編。
アウレスのアダムを倒し、〈劫火〉の拡大はとめられた。
影響は今後数十年、あるいは数百年残るかもしれない。ともあれ、エクソダスは回避された。
新しいエイリスがアムブル=カルブシュを満たし、力の集合体へ散っていく。宿無しの超知性体がこの銀河群に食指をのばすことも避けられる。
……キミたちがカオテンポラル干満フィールドを抜けて銀河系に帰れるのは〈いつ〉になるかわからないけどね?
ホムンク「新しい時代がはじまったのだ」
まさか、これを言うためだけのサイクル名だったんぢゃ…(をひ
公式もどうやら新サイクルにまつわる情報はこれ以上いっさい出さない方針みたいだし。
「神話サイクルの重要な登場人物」とかいうタイトルの記事載せて、
- ペリー・ローダン
- アトラン
- レジナルド・ブル
――って、おい(笑)
#ブリーは地球に残ったので、ある意味重要ではあるが。
#なお、今回お試し版はパスした。
〈失われた世紀〉も、「フローレンス」は50年後、「黄金の平和」はNGZ1750年ながら、なにぶんどちらも劫火の影響範囲外かつLFGとは往来がない場所なので、これといった出物がない。
まあ、前者では超知性体を“神”と崇める宗教団体があったり、後者では「このペリー・ローダンって人物を見てみろよ。不死を与えられた? それ以来ずっと宇宙に平和をもたらすために戦っている? オレたちの歴史は虚構と神話がないまぜになってるんだ!」とか言ってる始末なので、〈神話〉サイクルへの布石っちゃ布石なのかもだけど。それって単なる退行現象でわ。
やっぱり、おとなしく来週を待つしかないか……。
ディスカッション
コメント一覧
> ……キミたちがカオテンポラル干満フィールドを抜けて銀河系に帰れるのは〈いつ〉になるかわからないけどね?
まさか、10巻「宇宙の不死者」と似たようなオチとは……これまでの1000話単位の区切りは、宇宙の秘密が明らかにされる重要な話でしたが、3000話はそのような位置づけをなくしてしまう?気になるところです。
はじめまして。
正直、
実はホムンクの中身は「それ」だったんだよ!
という(こちらはけっこうな近場で見たようなオチ)を覚悟してましたので、それよりは随分まし……ましじゃない?
>上山さん
前話が銀河系ハローで終了だったので、ドリフェル・ショックもどきではなさそうだと思っていたのですが、まさか、
「妨害場解除できないので、幸運を祈る(`・ω・́)ゝビシッ」
になろうとはちょっと予想外でした(笑)
現草案チームはあんまり宇宙のヒミツとか関心なさそうな……。
モンティロンは元々ジュヴナイル系のミステリやファンタジーで名を上げた人ですし、ファンデマーンもサスペンスが大切とか書いてるし。草案の作り方がミステリ……というか、伝奇物寄りな気がします。
マールみたいな科学的バックボーンも、カストルみたいな博覧強記もいないのは、ちょっちイタいかなあと。
>深淵の検非違使さん
いらっしゃいまし(^^)/
現状乏しい新サイクルの情報でも、2999話での〈それ〉復活は難しそうだな、と思いつつ、いつホメロスの哄笑が響きわたるかとビクビク(ドキドキ?)していたのは内緒で(笑)
#ホメロスの哄笑、という単語自体は数回出てきました……w
オチが、というか、アダムの目的が「在来知性体を〈劫火〉で脅して追い出して、銀河系を(超知性体からも独立不羈の)機械生命体の世界にする」という、それだけではどうにもサイクルが名前負けしているといいますか。
最終話が「ジェネシス」ということで、なんかとんでもないことしでかしてくれるかと思っていたのですが……。結局、最後まで、ヒトの話を聞かない、ただのイカレたにーちゃんだったなぁと、個人的には残念です。
>最後まで、ヒトの話を聞かない、ただのイカレたにーちゃんだったなぁと、個人的には残念です。
自分的に最近のサイクルの何がいちばんツライかと言いますと、ストーリーライン自体よりも、活性装置所持者=それぞれに歴史と厚いファン層のあるキャラが次々に葬られる一方で、彼らの穴を埋めることなんかとてもじゃないができない、行動原理も分別も性格も限りなく薄い新キャラ群が量産されていることで…
テケナーが小競り合いで死んだ時は、銀河ホログラフィ投影の描写にもかかわらず信じられず、「残念だったなぁ。トリックだよ」とか言い放ち彼が颯爽と元気な姿を表すのをしばらく待っていました(涙
ローダンと対等のライバルキャラとして、人間臭いボスティクを切り捨て、テルコニットの柱に服を着せたような面白み絶無のヴェトリス=モラウドを残し、しかもぜんぜん使いこなせてないのも…
死亡以外の「葬られ方」とでも言うべきか、ロト・ケレーテの痴呆化…もとい劣化にも衝撃を受けました。
彼がアダムを熱烈支持する理由というのが、子供も騙せそうにないしょーもない内容だったので、てっきりこれには裏の裏くらいまではあるに違いないと(実は、「劫火」という目先の危機を超えた深謀遠慮を秘めた「それ」の密命で動いているとか)思っていたら全然そんなことはなかった(涙
これって、幼稚で単純なスローガンによってポピュリズム化されつつある現実世界を風刺している…していない?
USOの新旗艦「ハール・デフィン」はずいぶん久しぶりに(「トラヤヌス」と「プラエトリア」以来?)ドキドキを感じさせてくれた旗艦系メカでしたが、時間ジャンプするんじゃなあ…やっぱり使い捨てかなあ…
アハハ……(乾笑)
実は前回のレスで、いったん書いて削除したのが、
| こんだけキャラ減らしてまだ扱いきれんのか。アダムスはどーした。今回陸戦隊活躍してるのに、孫娘のファリエさんはどこいった。
とゆーのがありまして。
2998話でLFGレジデントからヘルプが入って、ブルが《ラス・ツバイ》を下りるんですが、そのときの弁だとイホ・トロトもテラにいるらしい。
今サイクルでのトロトは活躍の場が少ないというか……ハルト人ペストとか、原因不明の病気、とだけずっと書かれていて、土壇場の2995話になって突然、ネオジーン・アペレーターとか出てきて、しかも途中にあるから行きがけの駄賃に壊していこう……みたいな。いや、そこでトロトがいないでどうする。というか、サスペンスというならトロトが罹患してなくてどーする、と。
テケナーについては、わたしも同様に「この流れは絶対生きてる……」と思ってたら、LKSの問答で王大人死亡確認デスヨ? そもそも、彼が存命ならアダム追跡は絶対彼の担当で、こんなノロノロ進行していない。
そして、テケナーなら、都市アウレスや、何より“アダムの半身”アッシャー・ライトフットを放置して報告に帰ってなんかこないwww
アダムが“ヒトの話を聞かない”のは、草案作家の性格が投影されてるんじゃないかと疑っている次第。困ったものです……。
熾烈きわまる総力戦でアダムは倒したけれど、滅ぼすことはできなかったんですね。
将来は「反それ」のように本筋で「逆襲のアダム」をやるのか
オラーナ・セストレさんやレティクロンのように外伝(『ペリー・ローダン:ワンダラー 全6話』?)に出てくるのか
それともこれっきりになるのでしょうか(笑
アダムよりかテケナーに将来の復活の希望を残しておいてよ…ボソッ
アダムは、残念ながら(そうでもないかw)これっきりでしょうね……。
3000話でも「ワンダラーはこの宇宙にいない」なんて言ってますし。
現草案チームの話の作りは、後ろをふりかえるとヤバいことばかりですから(笑)