psytoh

ハヤカワ版

素朴な疑問

――ところで、グラウンツァーって何頭いたんだっけ?発端は、素朴な疑問だった。頬杖ついて、やる気なさそーにアトランが耳を傾けていたのが171頭めで……と、本来、読了したばかりでおぼえていてしかるべき私に、懇切丁寧に解説してくれるマガン。いつも...
ハヤカワ版

宇宙駅のヒ・ミ・ツ

新訳者・若松宣子氏担当の341巻『生まれざる者の恐怖』が刊行された。ケストナーの『飛ぶ教室』新訳等で活躍されている方である。正直、畑ちがいなんではなかろーかと思わないでもなかったが、あとがきを拝見して、多少得心がいった。今後のご発展を期待し...
メモ

コウモリは飛んでいく

Fledermaus / コウモリFeuerflieger / ファイアフライ(螢)、消火飛行艇ハヤカワ版339巻『3460年のゼウス』にて登場した種族、ムシーラー(Mucierer)。Cはサ行で確定なのかとか、昨今“ムシ”とカタカナで書か...
メモ

人事を尽くして待つものは?

Der Mensch denkt, Gott lenkt. /【諺】人事を尽くして天命を待つ (人は考え、神は導く)前項・尋問編のイルミナのセリフ、ハヤカワ訳は明らかにこの諺を意識しているので、一応取りあげておく。日本語訳は、それこそ千変万...
ハヤカワ版

超空間をこじあけて 尋問編

試訳中、「均衡回路」Ausgleichsschaltung は、「イコライザー」としている。当初、ON/OFFの切り替わるイメージから「バランス・スイッチ」としていたが、要するにインパルス強度を安定させる機能だと結論した。ちなみに、電気関係...
ハヤカワ版

超空間をこじあけて -5-

337巻も購入済みだが、とりあえず、こっちを済ませておきたい。前にちょっと書いた「尋問編」である。335巻239pからはじまるラール人尋問あたりがすごいことになっているので、ちょいと長丁場だが、お付き合い願いたい。はじめに、ざっと流す。23...
ニュース

2400話公式サイト

8月17日に発売される2400話。その宣伝用の専用サイトが公開されている。7月5日現在、タイトルと表紙イラストが公開中。著者は予定どおりロベルト・フェルトホフ。タイトルは……『目標時間(Zielzeit)』(仮)である。なんとなく、コンビト...
ハヤカワ版

テラのカウントダウン -15-

今回は、ちょっとつまんない数のお話。アポル・デトロイヤー少尉はシガ人で、100人の特別コマンドを率いている。総勢100名である。ここ重要。■252pハヤカワ版: 部隊は四人ひと組で、同数のプラズマ容器を携行することにした。デトロイヤーが先頭...
ハヤカワ版

時間ダイヴァー -1-

なんとゆーか、5秒で6万3000隻って、秒あたり1万2600隻? まあ、ソル=コボルト間は2000万キロ超とはいえ、かなーり無茶な作戦な気がするのだが……(笑)ま、それはさておき。例によって以下はすべて試訳。■9p 地球が、全人類が、いまほ...
メモ

バッテリーでびびびびび

Batterie der Bildschirme /ずらり並んだスクリーンびびびびび、というと、水木先生の漫画で往復ビンタが吹き荒れるシーンを思い出すわけだが。バッテリー、という単語を見ると、やっぱり電池を連想してしまう。モニターの電源? ...