不可視の境界 -1-
ハヤカワ版:(p143)
三四五六年、太陽系帝国はなお混乱していた。大群に勝利してから、十四年が経過しようとしているにもかかわらず。それでも、太陽系人類は活力をとりもどしたほうなのだ。銀河のほかの宙域では、依然として大群の傷 ...
一番下の指……?
die beiden untersten Finger/
試訳:薬指と小指を
笛吹きの授業で、「はい、そこでは両方の一番下の指を持ちあげてっ」と教えるシーン。辞書等にはまるで見あたらないが、どうやら「薬指と小指」の ...
無限からの警告 -1-
声が無限をつらぬいて流れていく。いたるところで、時空から乖離して。受容する感覚さえあるなら、誰にでも聞くことができる。けれど、何が起きたか気づくものは、そもそも宇宙に二体しか存在しなかった。
“それ”と“反それ”である。
地獄のまちがいじゃない?
%タイトル%――というのはさておいて。
ドメインまで取得しておきながら、もう3ヵ月放置している。もったいないオバケが出そうなので、ここらで見切り発車してしまおう。
むかーしむかし、PRFCの会誌でやった、自虐企画『 ...
エシュバッハ『ソラー・ステーション』
今年でデビュー10周年というアンドレアス・エシュバッハ。9月には最新作、サスペンス巨編『ノーベル・プライス』が刊行されたばかり。
今回ご紹介するのは1996年刊行の第2長編『ソラー・ステーション』。近未来(というか、すでにパラ ...
『共有地の悲劇』から
316巻・後半の引用、ギャレット・ハーディンの言葉は、やはりその論文『共有地の悲劇』(The Tragedy of the Commons, 1968)からのものだった。
A technical solution may ...
316巻『無限からの警告』発売
ハヤカワ版316巻『無限からの警告』を本日購入。著者は前半「飛行都市」がクナイフェル、後半「無限からの警告」がフランシス。訳者は五十嵐洋氏。
故郷銀河の情報を求め、禁断のユーロク惑星トレーチャーを訪れたローダン=トラシュテ ...
次回配本はシュタインミュラー
えーっと、公開しちゃっていいのかな……いいか(笑)
rlmdi.の次回配本は、翻訳物。旧東ドイツ出身のSF作家、アンゲラ&カールハインツ・シュタインミュラー夫妻の短篇「労働者階級の手にあるインターネット」に決定した。 ...
新ゲスト作家……
ドイツのSF/ファンタジー系ニュース・サイト、Phantastik-Newsによると、2319話をゲスト作家が執筆するらしい。
というか、作家自らがサイトの日記(blog)で公表しているのである。
ティトゥス・ミュ ...
パン=タウ=ラお試し版
ハイネ社から11月より刊行が予定されている「ペリー・ローダン:パン=タウ=ラ」。第1巻『生命の戦士たち』のトライアル版がインターネット上で公開された。同内容のものが10/28発売の2306話にも掲載されるらしい。
物語の年 ...