誤訳

ハヤカワ版

テル女:用語チェック (3)

最後の訳語チェックとなる。過去編は複数種族・幾世代にもわたるが、各々が短いから、こんなもんじゃろ。■ケルシル人 die Kelsiren男性単数が Kelsire 、女性単数(複数)で Kelsirin(nen) 、複数が Kelsiren...
ハヤカワ版

テル女:誤訳チェック (5)

ちょっと間が空いてしまった、ヴリション編の後編である。いよいよプリオール波動発射!もとい発信と、テルムの女帝誕生秘話……なのだが。ハヤカワ版:(p183)科学者は宙航士たちに、感動的な感謝の言葉を述べた。原文:Der Wissenschaf...
ハヤカワ版

テル女:誤訳チェック (4)

結局、1回でおさめるには不適当な分量になりそうなので、ヴリション編も前後編で。今回は、人類III を含む前半……ソティウルによる計画説明会のくだりまで。ハヤカワ版:(p161)「それはわからない」と、ドブラク。「ただ、テルムの女帝は、強力な...
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テル女:用語チェック (2)

過去III・ヴリション編の照合に移る前に、用語チェックの第2回を。人名とかは、わざとちがう読みにしているものもある。自分なりの理由はあるが、それはそれ、適当に読み流してかまわない。■人物ヴリション Vlissionフョルト Fyoltドラシ...
ハヤカワ版

テル女:誤訳チェック (3)

さて、3回目はカラジアン編の最終回、アーカイヴ操作センターのドンパチ・シーンである。データの「吸出し」がすべて「受信」になっていたりするが、そのへんはさておいて。原文と内容にゴッドハンドな隔たりがあるのを2箇所ほど。あとはついでである。ハヤ...
ハヤカワ版

テル女:誤訳チェック (2)

で、今回、いちばん泣けた誤訳である。ハヤカワ版:(p150)「生きのこる者はいるかもしれないが、あてにはできないだろう。いや、宇宙と、そこに生きる人々に遺産を託すことはできない。われわれの知識をうけつぐ者は、そこに内包されている危険に対する...
ハヤカワ版

テル女:誤訳チェック (1)

ヴリション編、ざっと見たところでは、重大な誤訳といえるものはなさそうだ。細かいとこは、まあいっぱいあるのだが……後半はまとめてざっとアップする形になるかもしれない。とりあえず今回は、カラジアン編のなかでも、なんでそーなるの、というヤツだけピ...
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テル女:用語チェック (1)

800話『テルムの女帝』の照合は、複数回に分けておこなうが、(1) カラジアン編  人類I ~ 過去II(2) ヴリション編  人類III ~ 創生III(3) 超知性体編  人類IV ~ 人類VIIくらいの感じでいこうかと。第1回目の今回...
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まじ泣けてきた……

ラスヴィッツ賞をディンフォに丸投げしているあたり、やる気と時間の足りてないことが推察していただけそうな昨今。ハヤカワ版で、記念巻というべき400巻『テルムの女帝』が刊行された。された……んだけど……。ぶっちゃけ、「内容よりも月2巻刊行」なの...
ハヤカワ版

やっぱ安心できねえ……

せっかく買ってきた『第一具象』、ちゃんと読もうと思いつつ、ついつい辞書片手になるのは悪いクセなんだけど……をぃいいいいっ。GrIko-Netzは「重力定数=知性《修復》ネット」だろう、とか、いまさら云うつもりもないけど。云ってるけど(笑)あ...