素朴な疑問
――ところで、グラウンツァーって何頭いたんだっけ?
発端は、素朴な疑問だった。
頬杖ついて、やる気なさそーにアトランが耳を傾けていたのが171頭めで……と、本来、読了したばかりでおぼえていてしかるべき私に、懇切丁寧 ...
宇宙駅のヒ・ミ・ツ
新訳者・若松宣子氏担当の341巻『生まれざる者の恐怖』が刊行された。ケストナーの『飛ぶ教室』新訳等で活躍されている方である。正直、畑ちがいなんではなかろーかと思わないでもなかったが、あとがきを拝見して、多少得心がいった。今後のご発展を ...
超空間をこじあけて 尋問編
試訳中、「均衡回路」Ausgleichsschaltung は、「イコライザー」としている。
当初、ON/OFFの切り替わるイメージから「バランス・スイッチ」としていたが、要するにインパルス強度を安定させる機能だと結論した。ち ...
超空間をこじあけて -5-
337巻も購入済みだが、とりあえず、こっちを済ませておきたい。前にちょっと書いた「尋問編」である。
335巻239pからはじまるラール人尋問あたりがすごいことになっているので、ちょいと長丁場だが、お付き合い願いたい。はじめに、 ...
テラのカウントダウン -15-
今回は、ちょっとつまんない数のお話。
アポル・デトロイヤー少尉はシガ人で、100人の特別コマンドを率いている。総勢100名である。ここ重要。
■252p
ハヤカワ版:
部隊は四人ひと組で、同数 ...
時間ダイヴァー -1-
なんとゆーか、5秒で6万3000隻って、秒あたり1万2600隻? まあ、ソル=コボルト間は2000万キロ超とはいえ、かなーり無茶な作戦な気がするのだが……(笑)
ま、それはさておき。例によって以下はすべて試訳。
■ ...
超空間をこじあけて 待機編
■147p
原文:
Irgendwo in Imperium-Alpha warteten Perry Rhodan und Reginald Bull auf den entscheidenden Moment, ...
超空間をこじあけて -1-
とりあえず、146pからの一幕について、以下に試訳をあげる。
インペリウム=アルファでは地球に残っているミュータントたちが出動命令を待っていた。テレキネスのバルトン・ウィトは、毎度のごとくイルミナ・コチストワに言いよって ...
雷神基地
引用の域を超えてしまいそうなので、今回原文はなし。
んで、“いくつか”例を挙げるにとどめる。
■9p
ローダンと、その科学・政治・防衛スタッフは、これで一安を得たものと信じた。アンティテンポラル干満フ ...
カリブソの監視者 -現在1-
■22p
ハヤカワ版:
標識星ガンマ
原文:
Eckstern Gamma
試訳:
頂点星ガンマ
#恒星三角形(Sonnendreiecke)を構成する頂点(Ecke, ...