ローダン・ヘフトのストーリー
27. トルカンダー / Die Tolkander
1800-1875話 / 新銀河暦1288-1289年
銀河系、惑星トロカン、ブレーンデル銀河、そしてプランタグー銀河にて
主な登場人物
- ペリー・ローダン……“平和の島”キャメロットを築いたテラナーを、〈無限への架け橋〉は彼方へと誘う
- アトラン……アルコン人はローダン不在のキャメロットを率い、侵略者に立ち向かう
- アラスカ・シェーデレーア……宇宙で最も孤独なテラナー
- クメログ……ヘーリークの崇める神、“ブレーンデルの殺戮者”
- 〈皮〉……クメログの分身
- フォレモン……惑星ガローンの円蓋柱の番人
- カイフ・キリアタ……ガローン人、〈トレゴンの第二使徒〉ケ・リオトンの教え子
- A-カリフォルム……セントリファール過激派の領袖
- ゴエッダ……スーヴァルの戦士たちの〈大いなる母〉
ストーリー
ラージサイクル「トレゴン」の第1アンダーサイクル。
アレズムへと去ったサイバークローン、ヴォルタゴ。
「あるいは永遠に」人類とのコンタクトを絶つという〈それ〉のメッセージを伝えたエルンスト・エラート。
彼らの予言した〈無限への架け橋〉は、まったく思いもかけぬ場所にあった。
火星と交換される形で太陽系の新たな第四惑星となったトロカン。66年にわたってクイックモーション・フィールドと呼ばれる謎の力場につつまれた世界の地下から出現した、茸状の塔(ピルツドーム)。
ペリー・ローダン、レジナルド・ブル、そしてアラスカ・シェーデレーアが、この奇怪な円蓋柱に触れ、姿を消した。
彼らは、どこでもない場所、そして宇宙のあらゆるものが同時に存在する場所、無限への架け橋を渡り、見も知らない世界へとたどりつく。
ローダンとブリーはプランタグー銀河へ、シェーデレーアはブレーンデルへ。
それぞれ帰還の道を求めて放浪する3人に道を指ししめすのは、“トレゴンの使徒”と呼ばれる謎の存在……。
一方、自由テラナー連盟、アルコン水晶帝国、フォーラム・ラグルンドの三極構造のもと冷戦状態にある故郷銀河では、トルカンダーと呼ばれる種族連合の侵略がはじまっていた。
ニーザー、ギャズカー、アラザー、エロウンダー……。
仮借を知らぬ彼らは、ヴィヴォクと呼ばれる“繭”を中心に集結した種族。求めるのは、ヴィヴォクを孵すのに必要なレゾナンス(共鳴)……。
(工事中)
◆関連ストーリー集『無限架橋』