『プロジェクト・メーコラー』 / Projekt Meekorah
プロジェクトの名は
目次
序幕 タルカンへの道 / Der Weg nach Tarkan
I ヘクサメロン / Das Hexameron
第1章 ラグナロック / Ragnarök
1 物質の泉
2 ハウリ襲来
3 ハンガイ!
4 星々消え去る時
第2章 十二銀河のたそがれ / Zwölfgalaxiendämmerung
1 ドリフェルの洪水
2 クロッツ暴走せり
3 未来へとつづく道 (*)
4 帰還せよ、ヴィーロノート
5 憧憬との訣別 (*)
第3章 メーコラーの男 / Der Mann aus Meekorah
1 希望の星アンクラム
2 ドリーマー
3 エスタルトゥは何処に (*)
4 プレイヤーの使者
5 《ジュアタフ》の迷走
6 失われたシュプール
プロジェクトの名は
解説 銀河転送――異宇宙の種族たち
ハウリ / ベンノ / ジュアタフ / ベングエル
幕間 道標 / Der Wegweiser
1 時空の放浪者たち
2 聖堂惑星の秘密
II 火炎の領主 / Der Fürst des Feuers
第4章 時間終点計画 / Unternehmen Zeitschluß
1 焦点ピンホイール
2 旧友キングタイガー
3 ハウリを追って
4 決死隊、タルカンへ
第5章 イマーゴ・シンドローム / Imago-Syndrom
1 エスタルトゥの徴
2 カンサハリーヤ
3 死を呼ぶ永遠のかけら
4 徴兵惑星エペルム
5 ハウリの砂漠
6 アフ=メテム現わる
第6章 勝利の証の星系 / Das System des Siegeszeugnisses
1 使者ヴィル=コン
2 標的はパガル
3 ヘプタメルの足跡
4 物質シーソーの心臓で
プロジェクトの名はメーコラー 2
解説 イマーゴの道――相争う二勢力の心臓部
アンクラム系 / カリフ系 / ウシャルー連星系
幕間 記憶 / Die Erinnerung
1 バルコン人の使命/過去
2 バルコン人の使命/未来
III 集結の地 / Der Ort der Sammlung
第7章 集結を呼ぶ声 / Ruf der Sammlung
1 アシュカル潜入
2 切札・ウーリアン
3 奇蹟は聖なる夜に
4 障壁の彼方へ
第8章 永遠の穴 / Das Loch der Ewigkeit
1 狂えるナックの惑星
2 ナコド・アズ・クォール
3 エスタルトゥ対ヘプタメル
4 アフ=メテムの罠
5 死者の声 (*)
6 希望
第9章 エスタルトゥの子ら / Kleine Kinder ESTARTUs
1 地獄の劫火ギラトゥ
2 《シマロン》の道
3 ふたりのイマーゴ
4 ウーリアンを撃て
5 集結の地ナルナ
6 めざすはメーコラー!
プロジェクトの名はメーコラー 3
解説 六日目の終焉――いと高き存在たちの思惑
ヘクサメロン / タルカン / メーコラー
IV 満の時 / Die Zeit der Reife
1 ダオ・バン星系の決戦
2 時、満ちたり
3 プロジェクト・メーコラー
4 復活の日
5 エスタルトゥの帰還 (*)
6 ドリフェルの逆襲
プロジェクトの名はメーコラー 4
終幕 ドリフェル・ショック / DORFER-Schock!
そのとき、いあわせたすべての者の脳裏に、声が響きわたった。
「警告します、友よ。危険がせまっています。ドリフェルの怒りをやわらげるすべはありません。いまいるところからお逃げなさい。ドリフェルの〈門〉から、光年単位、距離をおきなさい。でなければ、あなたたちの最期です」
1 破局/コスモヌクレオチド
2 破局/局所銀河群
プロジェクトの名は
タイトルリスト
ハンガイ主要星図
判型:B5判 本文48頁 モノクロ(表紙カラー)
刊行:1996年5月15日
『エスタルトゥへの道』完結編、タルカン・サイクル1350-1399話ストーリー要約。そしてエスタルトゥをめぐる物語の“転”――プロットの都合()による急展開を経て、エスタルトゥとナックの使命をめぐるストーリーは結局1500話台までもつれ込むのだが、それはまた別のお話(笑)
なお、「終幕 ドリフェル・ショック」についてはヘフト本編での十二銀河側描写がないので、惑星小説『クエリオン人の決闘』(マール)から引用した。
いったん原稿を仕上げてから、わたしが残業多い部署へ異動したり、マガンの緊急入院・闘病生活とか相まって、発行がずるずる延びていき……あげく全面改稿して、後から書いた『銀河系に還る』の方が先に出るという珍妙な事態が生じた。巻末コラムにいたっては『無限架橋』や「トレゴン」の話なんかしている。今は昔。
※目次中、(*)があるものは部分訳。それ以外、各部扉に関連場面の訳をつけた。