『エスタルトゥへの道』/ Der Weg nach ESTARTU
メタフィジカルSFの夢 Die Zyklen der PR-Serie
目次
タイトルリスト
登場人物
『エスタルトゥへの道』を行く前に
序幕 クロノフォシル
発端/ヴィシュナ/使命/モラル・コード/遂行/局所銀河団/疑惑/深淵の地/光明/第三の道
『エスタルトゥへの道』を行く1
解説 エスタルトゥ――アストライアの星座に――
I ヴィーロノート
第1章 ギャラクティカー
エスタルトゥの使節/生まれてくる生命/星に魅かれて
『エスタルトゥへの道』を行く2
第2章 幽閉された世界
荒れはてた楽園/クロレオン/最後の会戦
『エスタルトゥへの道』を行く3
解説 おとめ座への招き――人々は伝説の響きにあこがれる――
ストーカー/ヴィールス船/クロレオンのオーガン社会/ヴォルカイル/戦士の法典
第3章 エデンII
エデンへの道/力の球形体の中心で/デヴォリューション
『エスタルトゥへの道』を行く4
解説 奇妙な生命たち――はかりしれぬものたちが生まれた――
炉座の賢者/パラタウ/ギィフィ・マラウダー/バス=テトのイルーナ/ヴ・アウペルティア
II 永遠の戦士
第4章 エリュジウム・リング
パーミット/キド/供の艦隊/嵐の三十九日
『エスタルトゥへの道』を行く5
第5章 トリークレ-9帰還
救済のプラン/創造の山/ヴィジョン/反逆
『エスタルトゥへの道』を行く6
第6章 異変
銀河帝国
『エスタルトゥへの道』を行く7
解説 戦士の哲学――生を永劫の闘争にかえるもの――
戦士の供/エリュジウム・リング/ウパニシャド/カルタン人
III ゴリム
第7章 永劫の闘争の哲学
シャッディンに死す/法典の熱病/誓約/グルエルフィンの興亡/マルダカーン
『エスタルトゥへの道』を行く8
解説 太古種族の事々――想いおこされる歴史のなかで
エルファド人/オヴァロン/グルエルフィン/キュトマ/サトウ・アンブッシュ
第8章 カルタン人
ストーカー暗躍/パラタウ・アタック/ピンホイールへ/カルタン
『エスタルトゥへの道』を行く9
第9章 紋章の門
生命の競技/無風ゾーン/王の門をめざして
『エスタルトゥへの道』を行く10
解説 ジオン・ゾム――欺瞞と抑圧の奇跡が待つところ――
生命の競技/紋章の門/宇宙放浪者/テレポート・システム
IV 道の終わり
第10章 それぞれの航路
デソト/ストーカーの焦燥/対面
『エスタルトゥへの道』を行く11
第11章 スティギアン
会合点ボルダー/銀河への艦隊/決闘/幕間劇
『エスタルトゥへの道』を行く12
解説 新たな同行者――かれらもまた道をもとめる――
デソト/イジャルコル/コマンザタラ/ダオ・リン・ヘイ/ニッキー・フリッケル
第12章 暗黒の天空
再会のアクアマリン/エトゥスタル/ここより新たに
『エスタルトゥへの道』を行く13
解説 名・迷脇役たち――愛すべきひとびとにかこまれて――
銀河系で/深淵の地で/エスタルトゥで
終幕 網を歩む者たち
『網を歩む者たち』の道を行く前に
解説 網を歩む者たち
追放の深淵の騎士/網を歩む者たち/エイレーネ/クロッツ/銀河系/カルタン人/エスタルトゥ
後記 エスタルトゥへの遠い道
焦がれつづける世界 Der Weltraum der PR-Serie
ウィリーに捧ぐ
判型:B5判 本文58頁 モノクロ(表紙カラー)
刊行:1988年7月15日
マガンへの押しかけ投稿の集大成、1251話~1299話のストーリー要約(サイクルジン)。
……ではあるが、ローダン・ノートの後継的な位置づけにもあたるとゆーか。執筆者は西塔玲二(当時)とされているが、付録のコラムや1250話までのあらすじ等は監修たるマガンによるもの。
章末の「『エスタルトゥへの道』を行く」は、後々までrlmdi.の刊行物で用いられる会話形式の補足・解説。
一部訳語は後に修正されている。例) 局所銀河団→局部銀河群 銀河帝国→ギャラクティカム キュトマ→キトマ 等。
巻末の後記には、本人すっかり忘却の彼方だった、押しかけ投稿――まあ、いまならツイッターでつぶやくようなあらすじを毎号々々、手紙で送りつけていた代物――のはじまった経緯がわりと詳細に書いてあった。よくやった35年前のわし(笑)