ペリー・ローダン:9(仮)

ローダン

現在・過去・未来……。ハイネから刊行されたローダンのポケットブック小シリーズは、これまでのところ『アンドロメダ』が現在、『オデッセイ』が未来、『レムリア』が過去に、それぞれスポットを当てている。そして、また今秋から全6巻で新シリーズの刊行が予定されているらしい。
公式サイトのLogbuchでフランク・ボルシュが提示した今回のキーワードは、「9」……。

ローダン・シリーズでは通例「7」がマジックナンバーとされるが、ボルシュが挙げた例のように、「9」にまつわるものも、実はけっこう存在する。大群の9人のイマジナル、9名いたヴァッサーマルの汎銀河統計者、放浪種族ローヴァーの九塔施設、マークスの9人の父、物質の泉ゴウルデルの9つの噴出口、等々。
上記のうちのひとつが、次のポケットブックのテーマにからんでくる、とのことだが……。

1巻目のタイトルが『《パン=タウ=ラ》』ということなので、超空間インピーダンスによって封印された胞子船が通常空間に落下してくるという出だしなのかな、とか推測してみる。そう考えると、胞子船の封印されたアルグストゲルマート銀河と〈宇宙林道〉で結ばれたエランテルノーレ銀河(ゴウルデルがある)が有力? ちょうど同時期に2300話が出て、〈平和ドライバー〉組織がクローズアップされそうだしなあ。

まあ、いかにもなので、見事にミスリーディングされている可能性もなきにしもあらずだが(笑)

■公式Logbuch: Neun … und die Folgen (リンク切れ)

Posted by psytoh