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ハヤカワ版

310巻『時間遠征』あれこれ

ハヤカワ版4月の新刊『時間遠征』が刊行された。前半「タイムマシン狩り」が著者マール、訳者五十嵐洋氏。後半「時間遠征」は著者ヴルチェク、訳者が……なんと5名の共訳である。月刊化、はたして手が足りるのか疑問だったのだが、こんな大技が待っていよう...
ローダン

〈ダークスター〉開幕

4月8日発売の『ガルブヨルの永遠の生命』(クナイフェル)から、ATLANヘフトは新サイクル〈ダークスター〉に突入した。〈秩序の剣〉を称するガルブの大法官たちの正体はいまだ見えない。ただ、ヴァルガン人の遺産であるプシの泉の膨大なエネルギーを、...
ドイツSF

ラスヴィッツ賞ノミネート発表

ドイツの著名なSF文学賞、クルト・ラスヴィッツ賞の2005年ノミネート作品が公表された。2004年発表の作品が対象である。詳細はd-infoに譲るとして、まずは第一報。長編部門に、ローダン:オデッセイの第4巻『ドリーム・カプセル』(フランク...
ニュース

ジョニー・ブルック原画展開催中

およそ1800点におよぶローダン・ヘフトの表紙絵を手がけたイラストレーター、ジョニー・ブルック。かれが1995年に交通事故により亡くなってから、今年でちょうど10年になる。だから、というわけなのか、スイスのテーマパーク〈ミステリー・パーク〉...
ハヤカワ版

309巻『反ホムンクの強襲』刊行

ハヤカワ版、3月の新刊である。著者は前半「ポジトロニクス争奪戦」が先頃亡くなったクラーク・ダールトン、後半「反ホムンクの強襲」がハンス・クナイフェル。訳者は渡辺広佐氏。PADをめぐる戦いも、ついに終盤戦である。「ポジトロニクス争奪戦」は、前...
ニュース

第2回ウィリアム・フォルツ賞

ローダンの草案作家であった故ウィリアム・フォルツの名を冠されたSF文学賞。第2回作品の応募が開始された。フォルツが当初、ファンジン等で短篇で名を挙げたことから、本賞も短篇部門限定である。最大16000字まで。そして、今回のお題は「ロボット」...
作家情報

子育てとローダン

公式サイトのニュースで、ローダンの作り手2名の本格復帰が報じられた……と言っても、日本のファンにはまだまだ馴染みが薄いかもしれない。しかし、両名とも、シリーズ制作には欠かせない人材である。まずは、ローダン編集部では失礼ながら古株になろう、ザ...
ローダン

ダークスター速報(憶測)

4月からはじまるATLAN新サイクル「ダークスター」の初期タイトルがようやく発表された。作家は未詳。Die Lordrichter-Zyklus (承前) 23. Hans Kneifel / Mond der Visionen   ヴィジ...
ハヤカワ版

308巻『アンドロ・ペスト』読了

2月の新刊、ハヤカワ版308巻を、ようやく読了した。著者は前半「アンドロメダの危機」がウィリアム・フォルツ、後半「アンドロ・ペスト」がH・G・エーヴェルス。訳者は赤坂桃子氏。前巻からひきつづき、PAD禍のアンドロメダへの拡大を阻止すべく力を...
ニュース

ローダンで百万長者♪

「さて、問題です。1961年、“スターダスト計画”を皮切りに冒険をはじめたSFヒーローといえば?」日本に「クイズ$ミリオネア」があるように、ドイツでも派生クイズ番組"Wer wird Millionär?(誰が百万長者に?)」が放送されてい...